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海外旅行ではハワイが人気でファミリーのシェア7割

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年末年始の旅行動向 海外旅行は史上3番目の出国者数

年末年始の海外旅行の方面別では、芸能人にも人気が高い定番のハワイがトップ! 大手旅行社が年末年始(2006年12月23日~2007年1月3日)の旅行動向調査をまとめ、海外旅行は3%アップと堅調な推移となりそうです。今回の国内旅行人数は前年比0.3%増の2940万人、海外旅行人数は3.2%増の64万8000人、国内外合わせた旅行者数は0.4%増の3004万8000人となっています。

海外旅行は1996年の68万4000人、2000年の65万5000人に次ぐ史上3番目となる見通しです。好調な要因の背景には、冬のボーナス支給額が2年連続で過去最高を記録するなど成長基調にあることや企業業績の安定感などが旅行意欲を後押しした模様。ハワイは約6万2000人で対前年比で3.3%増の見込みとなっています。

海外旅行の方面別では、テレビの年末年始番組でも毎年取り上げられている定番のハワイが今回も人気ナンバーワン。年末年始は臨時便やチャーター便があるものの、供給不足のため、最終的な旅行者数は微増に留まる見通し。また、カジノホテルの開業など人気が増しているマカオが注目され、その影響から香港も好調。中国は反日デモの影響を受けた前年から大幅な回復を見せている。一方、遠距離方面では北米、オセアニアが伸び悩むが、欧州は団塊層をひき付けて安定した人気のようです。

旅行者層では、ファミリーの増加が顕著で、海外旅行者総数の伸びをリードしています。今回の調査ではファミリーでの参加者が9.1%増と他を抑えて最大の伸びを示しています。ファミリーの参加率が最も上昇したのはハワイで26.6%増と比較的治安が良く、日本語も通じることなどが高評価の要因とみられています。次いで欧州が13.5%増。全方面におけるファミリーのシェアは平均57.5%となり、ハワイはファミリーのシェアが実に7割を占めています。

旅行平均費用は国内が0.2%増の3万4160円、海外が5.5%増の21万510円と海外は2年連続で前年を上回ったほか、国内は5年振りの増加。平均旅行日数は前年と変わらないものの、平均費用が前年比5.5%と大幅に増加するなど、高額商品が好調な売れ行き。燃油サーチャージの増加で旅行代金は上昇しています。総旅行消費額は2.6%増の1兆1407億円となりそうです。

 

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