ヒルトン・ハワイアン・ビレッジに新タイムシェア専用タワー建設中

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ヒルトン・ハワイアン・ビレッジに新タイムシェア専用タワー建設中

ザ・グランド・ワイキキアン 2008年末の完成予定

リゾート物件の1年間を52週に分けて、原則として1週間単位でコンドミニアムのオーナーになるシステムをいう「タイムシェア」という言葉が日本でも使われるようになっていますが、ハワイでの先駆けともいえる「ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ビーチ・リゾート＆スパ」で、7番目のハイライズ・タワーとなる新タイムシェア専用タワー =写真（完成予想図）= の建設が順調に進んでいます。

新タイムシェア専用タワーは「ザ・グランド・ワイキキアン」という名前で、38階建て。現在、ヒルトンにはラグーンタワー236部屋、カリアタワー72部屋、ハワイ島のワイコロア・ビーチ・リゾートに120部屋を運営中ですが、2008年末に予定される新タワーの完成で、ヒルトン・グランド・バケーション・クラブはハワイで計4軒のタイムシェアを運営することになります。

工事中となっているザ・グランド・ワイキキアンの位置は元ワイキキアン・ホテルとタヒチアン・ラナイがあった跡地で、ラグーンタワーの横。客室は331ユニットの予定で、34階層分の1ベッドと2ベッドタイプのほか、最上階となる34階から38階までの5階層はエグゼクティブ・ペントハウス仕様となるそうです。また、ペントハウス・フロアには素晴らしい眺望の3ベッドルームもあり、35階には専用ラウンジを設け、コンシェルジュなどが常駐することになっています。

4階まではオフィススペースのほか、ショッピングなどのリテールショップ、ゲストのための娯楽スペースなども計画されています。建設工事は6月にスタートしたばかりですが、工期は2年を要し、完成は2008年末となる見込みです。

タイムシェアとは1週間単位でコンドミニアムのオーナーになる形態をいい、これまでの「借りる」から「所有する」という発想に転換。1年間を52週に分けたリゾート物件の1週間分の権利を購入するものを一般的にいいます。年に一度は必ず使う権利があるため、毎年ハワイなどのリゾートへ行く方には便利な仕組みになっており、豪華な部屋を経済的に利用できると、最近日本でも人気を呼んでいるようです。